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Stacey Abrams

TEDスピーチ
2020612

心を揺り動かされる
TED Talkの一つ。

 

Stacey Abramsの
Three things to ask yourself about everything you do
(何をやる時にも自分に問う3つの質問)

 

何かを始める時に
Staceyは必ず次の3つのことを
自分に問いかけるという。

 

What do I want?(何が欲しいのか)
Why do I want it?(なぜそれが欲しいのか)
How do I get it?(どうやってそれを手に入れるのか)

 

ビジネスを始める時も
新しい組織を立ち上げる時も
政治家として立候補するときも、
彼女はこの3つを
自分に問いかけるという。

 

そう、Staceyはアメリカ人ではまだ珍しい
黒人女性の政治家なのだ。

 

その背景をよく知らないまま聴いていたが、
この力強くて実践的な彼女のプレゼンは
当時から私の大好きなトークの一つであった。

 

しかし2020年に入って
黒人男性の暴行死に端を発した
アメリカでの人種差別に対する抗議運動
#Black Lives Matterをきっかけに、
私は再び2018年当時の
Staceyのプレゼンを聴くことになった。

 

Staceyのプレゼンは
まさにこのアメリカの不条理を
訴えていたということに気づいたからだ。

 

Staceyが政治活動の地盤とする
ジョージア州はアメリカ南部に位置し、
依然として
人種差別が強く残る州の一つだという。

 

その保守的な州で彼女は
米国史上初の黒人女性の民主党の候補として
2018年に知事選挙に出馬したのである。

 

そして惜しくも僅差(5万票差)で
共和党に敗れた。

 

もっと言うと、
当時からこの2018年のジョージア州の知事選は
あの手この手で共和党が
マイノリティの選挙権を妨害し、
投票させないようにしたことでも有名だったらしい。

 

投票させない、選挙権を抹消する、
などという選挙妨害は、
どこか未開の遠い地にしか
起きないことだと思っていた。

 

しかし信じられないことに
実はアメリカにおいても、
ジョージア州だけでなく他の州でも、
組織的な選挙妨害が
過去から行われてきたという。

 

#Black Lives Matter動きを追っている過程で、
ジョージア州では
今でも同じような「選挙妨害」が
2020年の大統領選挙に向けて
繰り返されていることを知った。

 

こんなことが許されていいのか。
組織的に声を封じられてしまったら
黒人を始めとするマイノリティは
どのように状況を変えられるというのか。

 

このアメリカの不条理と闘ってきた一人が
Staceyだったのである!

 

Staceyの力強いTED Talkは
知事選に敗北した直後に
収録されたものと思われる。

 

Staceyのプレゼンは
アメリカの不条理を嫌というほど知りながら、
それでも前を向いて戦うことを宣言している。

 

I want change.
I want justice.

 

彼女の2018年の訴えが
2020年の今となって
一層心に刺さるように響いてくる。