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知らない英単語や
気になる英単語がある場合、
みなさんはどのように調べていますか。

 

和英辞典をいきなり調べますか?

 

今日は、プロの翻訳者が
どのように英単語を調べているかを
シェアしたいと思います。

 

調べる目的は、その英単語を自分の言葉として
自由に使いこなせるようになることです。

 

実は、いきなり和英辞典を引いて
日本語の意味が分かっても、
その言葉を自由に使いこなせるようにはならないのです。

 

ではどうするか。

 

具体的な英単語を使って、
私がどのように調べるかをお伝えします。

 

例えば、英単語「pillar」。
企業の決算報告などで
時々見かける英単語です。

 

例えば、こんな感じです。

 

“Company’s philosophy comes into three pillars. The first pillar is…”

 

うんうん、何となく意味はわかる。
「層」とか「段階」とか、きっとそんな意味。
と、私。

 

しかし…。
いざ使おうと思うと、
その層は果たして並列なのか、
ピラミッド型なのか
イメージがわかない…。

 

どうやってこの単語を使うの!
どんな時に使えばいいの!
使い方をマスターしたい!!

 

↑これが私が英単語を調べる
一番の動機、目的となり、
リサーチが始まります。

 

では具体的にどうやって調べるのか。
だいたいの場合は、
次の3つのステップを順に踏みます。

 

【ステップ1:英英辞書を調べる】

まずは何はともあれ、英英辞書です。

 

正確にその言葉の意味を理解するためです。
ついでに文法も調べ、
名詞なら可算名詞なのか不可算名詞なのか、
動詞は他動詞なのか自動詞なのか、
活用はどうなるのかなどチェックします。

 

さらに、どのように文中で使われているかを確認します。

 

Longmanを調べると、次のように出てきます。

 

pillar : a very important part of a system of beliefs or ideas
(一連の信念や概念的なものの重要な一部を構成する)

 

なるほど、pillarは
実物のモノに対してではなく
概念的なものに対して使うことがわかります。

 

さらに、pillarが複数ある場合は
ピラミッドの関係ではなく、
並列の関係であることが
この定義によってわかります。

 

ついでに使い方を英英辞書で見てみます。
例えばCobuild。

 

The pillar of the policy was keeping tight control over money supply.
(政策の要となるのは、マネーサプライの厳重な管理を維持することだった)

 

なるほど、pillarは単数としても
使えることがわかります。

 

【ステップ2:和英辞書でも調べる】

 

ここでやっと和英辞書の登場です。
私はあまり和英辞書のこだわりはありません。
日本語でどんな訳が当てられているかを確認し
よりイメージを強固にするために使います。

 

例えばネット辞書の英辞郎を見ると
次のような和訳になっています。

 

pillar :(組織などの)大黒柱

 

まあ、何となくわかります、言いたいこと。
日本語のニュアンスは、わかりました。

 

しかしこれだけではpillarが
実際の英語の中で
どうやってどんな時に使われるのかまではわからない、
ということがお分かりいただけると思います。

 

和英辞書だけでは
こなれた英文作成、
生きた英語には近づけないのです。

 

【ステップ3:Google UKなどで例文を調べる】

 

最後に、リアルにどのように使われているのか
googleサイトでキーワード検索します。

 

この最後のステップは、
生きた英語に近づくためにとても大切です。

 

また世界の時事問題に触れることができ、
とても勉強になります。

 

例えばGoogle UK
入力するキーワード:”into three pillars”

 

なぜthree pillarsとしたかというと、
ビジネスでは何でも「3つ」に区分することを好むからです。
こうすれば何かしらおもしろい文章が
引っかかるだろう、とあたりをつけます。

 

ついでに興味のある分野でpillarが
どのように使われているかを知りたければ、
これに時事単語を追加すればよいのです。

 

例えば次のような感じです。
入力するキーワード:”into three pillars” sustainable development

 

すると出てくる出てくる。
英文が出てくる。
Google先生ありがとう。

 

その中から好きな例文を見つけて
メモをしたり書いてみたり声に出してみたりして
英単語を確実に自分のものにしていけばよいのです。

 

例えば私が気に入った
「使えそうな」文章は
次のようなものです。

 

Monitoring can be organized into three pillars: A, B, and C.

 

The definition of sustainable development is broken down into three pillars, namely A, B, and C.

 

Our curriculum is organized into three pillars that span the course of four years.

 

すると、英文の中に
さらに気になることが出てきます。

 

例えば上記の”that span the course of four years”の「span」。
spinの過去形がspanだけど、
この文章で過去形が出てくるのはおかしい。

 

するとこの「span」は何だ??
↑すみません、ワクワクしている
英語オタクの頭の中を
そのまま言葉にしています。

 

そしてまた英英辞書で調べます。
なんと「span」の他動詞が
存在していることが分かりました!

 

span:to include all of a period of time
(ある一定の期間に及ぶ)

 

なるほど~。なるほど~。
だからspan the course of four yearsなのか~。
わ~、かっこいい。
↑すみません、また英語オタクの
独り言です。

 

お気づきかもしれませんが、
一つの英単語を調べるつもりが、
無限ループに陥るリスクもあるので
ご注意ください。

 

以上、手間はかかるかもしれませんが、
生きた英語を身につけるための
おススメの方法です!
よかったらご参考にしてください。