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「できる!」がふえる!英語で1分間自己紹介

1分ピッチ

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J-SHINE認定の小学校英語指導者資格を取得しました!

 

J-SHINE資格は、小学校で英語を教えることができる民間の資格です。
詳しい資格の内容については、こちらです。
と言っても、今すぐ小学校の先生になる予定はありません…!

 

ずっと英語に関わる仕事をしてきたので、以前からJ-SHINE資格には興味がありました。
そして1分ピッチでたくさんの子どもたちと接するようになったことで、なおさら自分にとって「最低限必要な資格」になりました。
実際に半年にわたる講義や実技を通して、英語だけでなく日本の教育の全体像や英語指導法を体系的に学ぶことができたのは大きな収穫でした。

 

J-SHINE資格取得を通して、私は次の3つのことを得ました。

 

1つは、小学校英語教育に対する問題意識。
2つ目は、その中で日本の教育や小学校英語教育に真剣に向き合っている先生がたくさんいるという現状認識。
3つ目は、1分ピッチも、日本の教育や小学校英語教育に貢献できるという確信。

 

まずは、1つ目の日本の小学校英語教育の問題意識からお話しましょう。
みなさんは、小学校6年間の年間標準学習時間数5,645時間のうち英語学習時間は70時間、つまり全体の1.2%にすぎないということをご存知でしょうか。
子どもにとって英語でコミュニケーションするスキルは不可欠と言いながら、語学を習得するにはあまりにも短い時間です。
その意味で2020年までに全国の小学校5,6年生で英語を教科化し英語学習時間を増やそうとする動きに、ある一定の意義はあると思います。

 

しかし問題は、英語学習時間を本当に増やせるのか、そして仮に時間を増やせたとしても誰がどうやって教えるのか、ということです。

 

現在の小学校のキツキツのカリキュラム体制では、英語の授業を週1回から週2回に増やすことですら非常に難しいと言われています。

 

また英語を小学校の「教科」にするとはどういうことは、教職免許を持った先生が教え評価するということです。
しかし小中学校の教師の7割が週60時間超勤務とも言われる中で、果たしてどれだけの小学校の先生が新たな「教科」として英語を教える余裕があるのでしょうか。

 

教科としての「評価」は誰がどうするのでしょうか。
今後の動きとしては、TOEIC等の英語テストのスコアを目安に児童を評価することになりそうです。
TOEICの勉強で、子どもたちの英語でコミュニケーションするスキルは果たして向上するのでしょうか。
子どもたちの英語に対する興味は果たして大きくなるのでしょうか。
疑問は残ります。

 

しかしこうした難しい状況の中で、日本の教育や小学校英語教育に真剣に向き合っているすばらしい先生がたくさんいるということもまた、J-SHINEを通して知りました。

 

例えば、品川区は全国に先駆けて区独自の英語カリキュラムと教材を全ての小学校に導入しています。
大学や高校、中学の先生が、小学校の授業や課外活動で英語を教えていたりすることもあるようです。
当然J-SHINEの先生も、英語指導者のプロとして全国の小学校で活躍しており、今後もその人数は増えることでしょう。

 

指導法にもよい変化の兆しが見られるようです。
従来のトップダウン型の「言語学習指導」から、対話型の「コミュニカティブ・アプローチ」に徐々に移行しています。
今後は、英語授業を細切れで行う「モジュール学習」や、「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」(すなわち英語以外の教科や身近なことを英語で教える方法)が、現場でのキーワードになってくるのではないかと思います。

 

J-SHINEを通して得たもの、3つ目。
それは、独自に考案した英語で1分間自己紹介する「1分ピッチ」も、理論的に方向性は間違っていないと確信できたことです。

例えば、1分ピッチの自己紹介では自分のことを話すので、「language ownership」、つまり自分の言葉として英語を使うことができます。
さらに、自己紹介はある程度定型化した内容を覚えるため、学習レベルや年齢にかかわらず、誰でも小さな成功体験を積み重ねることができます。

 

1分ピッチも、何かの形で微力ながらも日本の教育や小学校英語教育に貢献できないだろうか。
1分ピッチを学校の授業に組み込んだりクラブなどの課外授業として取り入れたりできないだろうか。
1分ピッチの夢は広がります。

 

J-SHINE資格取得を機に、これからも日本の教育や小学校英語教育の動向に注目しながら、1分ピッチの活動を行っていきたいと思います。